なでしこジャパン

wikiによると、なでしこの異名は常夏だそうです。
2011年夏。
なでしこジャパンワールドカップ優勝!
めでたいですね。
決勝はリアルタイムで見ていましたが
世界最高峰の戦いはやはりすごい。
日本の1点目宮間選手のゴール。
あの位置から左足アウトサイドのシュート。
とっさの判断力がないと絶対できない。
日本の2点目澤選手のゴール。
あのタイミングは、練習の賜物。
「ゴールできたかわからなかった」ってことは、
完全に見ないで蹴ってたってこと。
アシストの宮間選手もドンピシャだったって訳です。
あと、個人的にMVPを出せるとしたら・・・
最後の最後、岩清水選手のディフェンスでしょう。
ボディコンタクトの少ない女子サッカーにおいて
あそこで体を張って止める判断をしたのは並大抵ではない。
そして、サッカーでは全てを犠牲にして
相手を止めなければいけない時があります。
決して褒められないけど、なくてはないプレー。
岩清水選手、おつかれさまでした。
アメリカは、アメリカらしさを生かせなかったのが敗因かと。
前半に1点でも取っていたらわからなかった。
PKも、最初にワンバク選手が蹴っていたら・・・
異なる結果だったのかもしれません。
ワンバク選手はフィジカルもメンタルも別次元という感じでしたから。
どうしてアメリカがあんなにもPKを外す結果になったのか・・・
以前、Twitterで元サッカー日本代表(男子)選手が書いていたことが当てはまると思います。
思い出して書きます。

ゲーム中もコンディションというのは刻々と変わる。
例えばゲームの最初と最後では蹴り方も強さも全て変えなければゴールはできない。
その時々の疲労、経過した時間、自分の足の様子。
ゴールを大きく外してしまうのは、それらを読み違えたということ。

決勝戦前の移動、勝てるはずの相手に勝てず、終了間際に追いつかれた上での延長戦後のPK・・・
色々な要因がアメリカを弱くしてしまった。
逆に言うと、そういう様々な要因を乗り越え優勝した日本は凄い。
「小さな娘たちが本当に粘り強くやってくれた」という佐々木監督の言葉には
それが集約されていたのだと思います。
とにかくとにかく、日本が世界一になった!
しかも、サッカーで!
なでしこジャパンおめでとう。

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