出店予定が「すぎのや」と「亀印」。
亀印はともかくすぎのやって(笑)
・・・と思ったら、すぎのやは地元企業として多少の赤字は覚悟で出店を検討していたらしい。
今は多少の赤字では済まないと判明したんで撤退を検討してるそうだ。。。
自衛隊との官民共用っていう発想は悪くない。
空港新設にかかる費用も、他県に比べて格安だと思う。
でも、でもさ、
冷静に考えて誰も利用しないよね、茨城空港。
確かに茨城県の真ん中にあるけど、そこ、誰も住んでないじゃん。
茨城県っていうのは隅っこに人が多く、真ん中は空白地帯なんだよね。
県南は元々東京(羽田)へのアクセスがよく、成田空港も近いから空港に困ってない。
東北道の利用も可な県西部は元々茨城県内へアクセスする習慣がない。
県西・・・鹿島あたりは成田が断然近いし、東関道で羽田も案外行きやすい。
残るのは県北だけなんだけど、県北に空港を支えるだけのニーズはないし
ちょっと頑張れば福島空港がある。
ちなみに福島空港も経営が厳しく、就航について積極策をとっているアシアナ空港すら撤退を検討している状況。
元々ニーズがなさそうな状態で、しかも地方の不採算路線を一手に引き受けるJALの経営状況もどうなるかわからない状況なのに茨城県は空港を作ってしまった。
そして現在、就航予定なのはアシアナ航空一社のみ。
アシアナ航空が参入してくるのは、
仁川をアジアのハブ空港にしようという壮大な計画があるから。
採算とか関係なく、国の政策の一環で就航する。
実際、仁川国際空港は綺麗でかっこよくて、
ごはんもおいしくて使いやすく物価も比較的安い、いい空港。
茨城に空港ができて、茨城→韓国ツアーや茨城→仁川→外国ツアーができたら
茨城空港はちょっとは儲かるかもしれないけど、
成田が利用されなくなって航空行政上は大打撃なのは間違いない。
何気にこの現象は日本各地で起きていて、
先日JALが国内線を減便・廃止するという報道があったけど
そこでも国際空港設備がある所ではどんどん国内地方空港から仁川経由で海外への流れができている。
人の住んでないところに空港作って誰も使わない。
さらに今まで成田から飛んでた人たちを海外へ運び自国の利益を損なう。
そんなものに税金を何億も費やしてさ、近隣の地域にも迷惑かけるような物を作るなんて元県民としては本当に腹立たしい状況です。
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