タラバガニはカニではない

見るからにカニなんですけどねえ(笑)。
実はタラバガニは「ヤドカリ」の一種に分類されてます。
というのも、普通カニは10本足なんですが、タラバガニには足が
8本しかないからだとか。
でも、本家ヤドカリは10本足だそうですよ。……えっ(笑)?

↓  ↓  ↓

何やら狐につままれたような話すいません(笑)。

足の数の話は、一般に「タラバガニがカニではない」ことの説明として
言われているもので、これはこれでよいのです。

でも「タラバガニはヤドカリの一種である」理由は他にあるんですね。
どうやら、ひっくり返したときの腹の様子がポイントのようです。

カニ類は腹の節が左右対称なのに対して、ヤドカリはそうではありません。
そこでタラバガニを見ると、やはり左右非対称で複雑なお腹をしているらしいです。

手もとにタラバガニがないので、確認したわけではありませんが(笑)。
皆さんはおうちのタラバガニをチェックしてみてくださいね

ちなみに。

タラバガニの名前の由来は「鱈場(たらば)」。
つまり鱈(たら)が獲れるところで獲れることから付いた名前です。

主な漁場はオホーツク海。
ちょっと前に流行った「蟹工船」は、タラバガニを獲って加工する船が舞台だとか。
未読なので詳しくは知りませんが雫

さらに。

カニは横方向に移動するのが一般的ですが、タラバガニは縦方向にも移動ができるらしい。

やはりヤドカリに分類されるだけのことはある(笑)。

甲殻類ってのはいろいろ謎だらけですねー。

血の色、青いし(笑)。

ところで。

カニみそは脳みそではありません。

肝臓と膵臓らしいです。

それから。

越前ガニと松葉ガニとズワイガニはすべて同じカニ。

地方によって呼び方が違うだけらしいです。

あー、カニ食べたい(笑)。
それではまた来週。

<文責・秋田大介>

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