皆さんは何か革製品をお持ちでしょうか?
そして家にバナナはあるでしょうか(笑)?
革靴もかばんも、バナナの皮を使ってピカピカにできるんです!
皮の裏側で軽くのばすようにこすってみてください。
もちろんそのあと柔らかい布で、から拭きするのを忘れずに(笑)!
↓ ↓ ↓
バナナの皮は革靴や革製のかばんを磨くのに使えるんですねー。
そもそも茶色や黒の革製品の大部分は、皮のなめし製法がされてるそうで。
「なめし」
動物の皮は、一般にそのままだと固くなったり腐敗してしまったりする。
これらを防ぎ皮を柔らかくして耐久性などを加え、皮革として利用するために必要な作業。
そのなめしのひとつに「タンニンなめし」という方法があります。
バナナの皮にはこのタンニンが豊富に含まれているそうです。
切ったバナナを放置していると、薄皮が茶色く変色してきますが、
これもタンニンが含まれているため。
だからバナナの皮で革製品をこすれば、なめしと同じような作用があり、
革製品がキレイになるというわけです。
また、同時にタンニンには、たんぱく質や炭水化物を包み込んで取り除く作用があるので、
付着した汚れも落とすことができます(!)。
バナナの皮で磨くなんて・・・としり込みしてしまう気持ちもあるでしょうが、
科学的な根拠もあることなので、ぜひ試してみてください。
ただ、最初に書きましたが、から拭きはしてくださいね(笑)。
さすがにバナナの皮で磨いたままはよろしくないですよ。
●バナナに関する豆知識
・バナナは、漢字で書くと「甘蕉」
・生産世界一はインド
・日本でも九州や沖縄で生産されている
・日本における輸入量はオレンジより断然多い
・バナナは日にちが経ってくると黒い斑点が出てくるが、
その斑点のことを「シュガースポット」という
・英語の“banana”には、「馬鹿な人」という意味がある
・生産されているバナナは品種改良によって種がない
なので自力で繁殖できない→殖やすのは「挿し木」による
ではでは、今日はこの辺で失礼します。
あ、革靴を磨いたあと忘れちゃいけないことがもうひとつありました。
玄関に皮を放置しといたらダメですよ。
バナナの皮を踏むと、本当にすごく滑りますから(笑)。
<文責・秋田大介>
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