一般的に昆虫はみんな「1匹、2匹」と数えますよね。
でも、学術論文などでは「1頭、2頭」と数えるそうです。
なぜかというと、英語圏の動物園で動物を数えるときに用いる
“head”を直訳したから、という説が有力(笑)。
「1頭の蝶が舞っている」とか、何かかわいくないですね(笑)。
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蝶がひらひら舞うのを見るようになると、
いよいよ春を実感してきますよねー。
でも数え方は「1頭」(笑)。
通常、この「頭」という数え方は大型の動物(牛・馬・象など)に用います。
基準は一応、人間より大きいか小さいかというところにあるようです。
だから犬のように、小さいのは1匹、大きいのは1頭、と両方使うものもあります。
中にはウサギみたいに「1羽」などと数える奴もいますが。
唯一飛べる哺乳類コウモリですら「1羽」なんて数えないのに(笑)。
閑話休題。
蝶の数え方がわかったところで、じゃあ蛾(ガ)はどうなの?
実際、蝶と蛾は厳密な区別が難しい(というよりむしろない(笑))そうだし。
あるところでは「1頭とは言わない、1匹」とありました。
はあ、やはり見た目が悪いから差別されてるのかしら、と思いつつさらに調査。
すると「正式には1頭と数える」という記述を発見。
よかったな、蛾(笑)。
蛾のためにあちこち調べてたら、どうやら数え方に差別はなく、
昆虫類全般、正式には(学術的には)「頭」で数えるらしい。。。
ただ一般に「数え方は~頭」と言われるのは蝶やトンボ、カブトムシなど
ちょっと貴重な感じがする虫(笑)
なんだそうで。
確かにイヤですよねー、「~頭」には大型動物のイメージがありますから、
台所に1頭のゴキブリが出現した!!
なんて言ったら、完全にホラーですショック
あ、ご気分を悪くされた方がいたらすみません。
気を取り直して。。。
他の生物の数え方も若干挙げておきましょう。
クジラは「頭」。何と蝶と一緒とは(笑)。
エビは「頭」または「尾」。
同じじゃないですよ、これは「1頭(かしら)」です(笑)。
イカさんとタコさんはすごいですよ。
生きてるときは「匹」、水揚げされると「杯」、干すと「枚」の3段活用ですあっかんべー
別にものの数え方なんて正しくなくてもいいと思いますが、ふとした日常会話で
“正式な”数え方を使ってみると、ちょっと賢くなったような気がするかもしれませんうっしっし
<文責・秋田大介>
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