■Windows XP SP2 セキュリティ更新プログラム適用時の問題について
マイクロソフト株式会社
[問題]
Windows XP SP2 で自動更新機能を有効にしている状態で、コンピュータの電源を
切ろうとした場合にインストールが停止しているように見える状態に陥る場合が
あります。
[原因]
Windows XP SP2では自動更新を利用している場合、いくつかの更新プログラムでは
「終了オプション」を選択し「電源を切る」(システムのシャットダウン)時に、イ
ンストールされる仕組みになっております。
このたび、自動更新で提供される更新プログラムが終了時のインストールに対応し
ていなかった為、シャットダウンプロセスのバックグラウンドでユーザーの入力を
待っている状態になり、画面が停止しているように見える現象が確認されておりま
す。本問題は、更新プログラムに問題の原因があり、Windows XP SP2でのセキュリ
ティ強化によるものではありません。
[現状]
問題の更新プログラムは、日本時間の10月14日午前3時に削除され、朝10時
に適用環境の見直しと、終了時のインストールの条件から排除して再公開されまし
た。したがって、今後新たに自動更新で提供される更新プログラムでは問題は発生
いたしません。
しかしながら、既に提供されてしまった環境や、サーバーのキャッシュなどにより
しばらくの間配信が有効だった為に、まだ潜在的に問題を含んでいるコンピュータ
が存在している可能性はあります。
[問題が発生されている方に対しての対策]
ご利用のお客様方には、多大なご迷惑をお掛けして申し訳ございません。現在本件
に関する対策を下記のページで公開しております。
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