これって鮮度だけの話かと思ったら、そうでもないらしいです。
牡蠣なんかはむしろ「加熱用」のほうが鮮度が高いという話も。
殺菌処理などを施して「そのまま食べられる」のが「生食用」です。
だからものによっては、ボイルしてあるものもあるとか。
それを見て「これは生じゃない!!」とか言わないように(笑)。
↓ ↓ ↓
●魚の場合
「生食用」、「加熱用」のほかに「刺身用」ってのもありますね。
これもやはり鮮度で分けているわけではないようです。
何せ「生食用」は「そのまま食べられる」という意味なので、加熱処理されてるものもあり。
生のものについては、解凍したときに血が出ても問題ないものとのこと。
一方、よく似た印象を与える「刺身用」。
これはもちろん鮮度は抜群(笑)。
捕獲してすぐに血抜きがされてるから、刺身でOK! ってことですね。
「加熱用」は、ほとんどが血抜きをせずに冷凍したもの(小さな魚などに多い)。
●肉の場合
たとえば鶏肉や豚肉で、病原菌がつかないよう特別な環境で育てられたものが「生食用」です。
特に豚肉なんかは以前はよく火を通さないといけないなんて言われてましたが、
最近では生で食べられるものも多いですよね。
●牡蠣の場合
シーズンじゃないけど(笑)。
これも違いは殺菌処理をしてあるかどうか。
つい鍋やフライにも新鮮に思える「生食用」を使いがちですが、実のところ「加熱用」のほうがおいしいらしい(!)。
牡蠣を殺菌する際、かなり時間をかけて紫外線処理した滅菌海水に漬け込んだり、洗滌したりするらしく、
その工程で旨みもどんどん失われるらしい。
なので、火を通すんであれば断然「加熱用」がおいしいという話です。
<文責・秋田大介>
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