人々、我々、久々、佐々木など、おなじみの「々」。
この「々」だけ表示させたいとき、みなさんどうしますか。
一度「人々」と打って「人」を消すとか? うーん、何か面倒かも。
でも読み方がわかりませんからねー、困りました。
実は「々」は漢字ではなく記号なので“読み”はないんです(笑)。
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さて、簡単にパソコンで「々」を表示させる方法については、
後にとっておいて(笑)、まずは能書きからお付き合いください。
「々」ってそもそも何なんでしょう(笑)?
「々」は、上の漢字を繰り返すという意味の“記号”。
記号なので残念ながら正しい読みというのはありません。
こういう記号を「おどり字」と言うそうです。
「々」は「同の字点」や「ノマ点」とも言われます。
カタカナの「ノ」と「マ」をつなげたような形だから「ノマ点」というわけです。
が、これは俗称。
「神」を「ネ申」と書くようなもんです(ちょっと違うか)。
単に「繰り返し記号」とも。
ただし、「々」が繰り返すのは漢字のみ。
「人々」や「時々」はありだけど、「マ々」「パ々」はなし。
まあ、見たことないですよね。
ひらがなを繰り返すのは、別の記号があります。
「いすゞ」の「ゞ」なんかがそうですね。
この場合読みが「ず」なので濁点が付いてますが。
記号なのに濁点付けられるとか、なかなか自由です(笑)。
カタカナは「ヽ」、濁点が付いたら「ヾ」。
あと、表やメモなんかでよく使う「〃」。
これも「おどり字」です。
「ノノ点」と呼ばれてます。
これはダブルクォート「”」の変形という噂です(笑)。
では、お待たせしました。
いよいよ「々」の表示方法!!
入力するときに「どう」「おなじ」と打ってみてください。
それで変換すればすぐに見つかるはずです。
また、「きごう」と打っても出てきます。
でも「きごう」で変換される字は膨大なので、
だったら「人々」と打って「人」を消したほうが早いかも(笑)。
だからオススメしません。
でも「々」が記号ってことは、佐々木さんとか奈々子さんとかは、
名前の真ん中に記号が入っているんですよね。
それで戸籍とかにも載ってるわけだから、
つのだ☆ひろもびっくりですね
ではでは。
<文責・秋田大介>
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